リーダーにとっての必須の統率力の身につけ方とは?メリットとその意味も紹介

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リーダーにとって最大の仕事はチームをまとめ上げることです。

そしてチームをまとめ上げるためには”統率力”が必須です。

ただ統率力が大切と言っても、どう身につければいいのかわからないと言う方も多いのではないでしょうか。

そんな統率力を身につけたいが、方法がわからないという人のために統率力の身につけ方を紹介していきます。

この記事でわかること

①統率力とは?

②統率力を身につけることのメリット

③統率力の身につけ方とは

リーダーは常に結果を求められます。

統率力があるかないかでチームの成果は大きく違ってきます。

ぜひ統率力を身につけて、最大の効果を勝ち取ってください!

統率力とは?

そもそも”統率”という言葉は以下のように定義されています。

多くの人々をまとめてひきいること。

weblio辞書

一見するとリーダーシップと同じ?と思ってしまいますが、リーダーシップと統率力は明確に違います。

リーダーシップとの違い

統率力とリーダーシップは何が違うでしょうか。

まずはリーダーシップの意味についてみてみましょう。

指導者としての能力・力量・統率力

ウィキペディア

このように統率力とはリーダーシップの一部であり、リーダーシップがある人になるためには、統率力やそれ以外の能力を同時に高めなければなりません。

そのため本記事では、あくまで組織をまとめる、チームメンバーをまとめるという意味を前提に進めていきたいと思います。

あなたに統率力が必要な理由

正直、組織というのはよほど酷いリーダーではない限りはそれなりに回っていきます。

リーダーに統率力がなかったとしても、やるべきタスクと人を揃えていれば、一定の成果を出せてしまうのです。

ですが、統率力があるリーダーが率いると、チームが持つ力を何倍にも引き出してくれます。

ここではそんな統率力のあるリーダーが、チームにもたらすメリットを紹介していきたいと思います。

統率力のメリット①-迅速な決断ができるようになる-

統率力がある人には迅速な決断力があるという特徴があります。

解決しなければいけない問題をいつまでもそのまませず、しっかりと素早く判断してどんどん先に進めていく。

逆に言うと、上司に相談したとしてもいつまでも対応してくれなければ信頼を失われてしまい、統率力とは程遠いチーム運営になってしまいます。

将来に向けた計画を立てて、日々決断をしながら行動に移していく。

こうした姿勢があるからこそ、チームに一体感が生まれ成果となって現れるのです。

統率力のメリット②-柔軟性があるチームになる-

統率力があるリーダーはメンバー1人ひとりのことをしっかりと観察し、尊重しています。

そのためチームという型に人を当てはめるのではなくて、人を基準にチームを作ることができます。

どうしてもガチガチに決めた型に当てはめてしまうと、どこかで歪みが生じてしまい、チームが崩壊することになります。

「この仕事はこの人だけに任せよう」であったり、「ルーティンがあるからこの日は休んじゃダメだ」といった凝り固まった考えに固執し過ぎてしまうのはよくない事です。

統率力があるリーダーは柔軟性を持ち合わせていることで、部下からの信頼を勝ち取ることができ、あなたの器の大きさを示すことにもつながります。

統率力の身につけ方

ここまでで統率力とは何か、統率力を身につけるとどういいのかを紹介してきました。

ある程度は統率力についてお分かりいただいたかと思うので、ここからは統率力の身につけ方を紹介していきたいと思います。

メリットで比べる癖をつける

前章では統率力があるリーダーがチームを率いると、迅速な決断がもたらされると述べました。

つまり統率力がある人には決断力がある人とも言えます。

こうした決断力を身につけるために必要なのが、”メリットで比べる”ということです。

何かを決めるということは何かを決めないということです。

そのため、どっちを選んだほうがメリットが大きく、チームにもたらす影響力が強いかを考える癖をつけましょう。

会社だけでなく、日頃から感覚的に何かを決めるのではなく、「これを選ぶのと違うものを選ぶのでは、メリットはどっちの方が大きいだろうか・・」といった具合に訓練をすると有効です。

失敗を受け入れる覚悟を持つ

チームというのは、役割を持った人と人が、重なり合って出来ているものです。

人が中心となっているからこそ、日々失敗が起こります。

さらにリーダーというのは自分の失敗だけではなく、メンバーの失敗も受け入れなければなりません。

よく失敗を恐れるあまり、リスクヘッジをし過ぎた行動や、変化を怖がるリーダーがいます。

確かに失敗をしないための行動も大事ですが、それだとチームは成長しないですし、適切な判断が出来なくなってしまいます。

統率力をチームにもたらすためには、失敗は必ずあるもので、失敗があった時にはそれを受け入れた上で、糧にして成長をするくらいの覚悟でチーム運営をする必要があります。

コミュニケーションを積極的にとる

チームを統率するためには、うまくメンバー同士を団結させる必要があります。

そして日頃からコミュニケーションが取れているチームと、全くコミュニケーションが取れてないチームだと団結力に天と地ほどの差が生じてしまいます。

メンバー同士が積極的にコミュニケーションを図ることができるチームだと苦労しませんが、そうでないチームだとリーダーから積極的にコミュニケーションを図らなければなりません。

あなたが普段からコミュニケーションをあまりとらない人であれば、明日から積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。

ただリーダーだからといって、みんながみんなコミュニケーション能力が高いというわけではありませんよね。

もし自分がコミュニケーション能力が低いと思うのであれば、感謝の言葉だけでも言うようにしましょう。

何か対応してくれた時には「ありがとう」や「助かった」と、一言付け加えるだけでチームに団結力が生まれます。

統率力を身につけて最高の結果を手に入れよう

前述した通り、正直に言えば統率力がなかったとしてもチームをまとめることができます。

ですが、リーダーが統率力を兼ね備えているかどうかで結果に雲泥の差が出てきます。

そしてチームをうまくまとめ上げている人のイメージは、どうしてもコミュ力が高くてキラキラした人を思い浮かべがちです。

ですが、そんな無理をしなくても少しの行動をするだけで、結果は大きく変わってきます。

ぜひ今回紹介した中でご自身が出来そうなことだけでも試してみてくださいね。