みなさん、こんにちは!
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今回のテーマは優秀なリーダーとはどういう人なのかです。
世の中にはたくさんのリーダーがいます。
その中には良いリーダーもいれば悪いリーダーも当然いますよね。
今回はそんなリーダーとして優秀な人はどういう人なのかを紹介したいと思います。
通勤時間やランチの時間などのひとときの時間にお読みください。
目次
慕われるリーダーになりたい人必見!
どんな人でもある程度の経験を積めば、リーダーを任されることがあります。
たとえそれが小さなチームであったとしても慕われるリーダーになりたいですよね。
自分が部下だった時に嫌いだった上司と同じ道を辿りたいなんて人はいないと思います。
今回はそんなあなたのために優秀なリーダーが実際に心がけている行動を解説し、最後には今の時代に求められているリーダー像を紹介したいと思います。
もちろんこれをやれば絶対というものではありませんが、最低これだけは意識してほしいことを書いておりますので、慕われるリーダーになりたい人は最後まで読んでみてください
優秀なリーダーの条件とは?
まずリーダーの本質を理解するためには、優秀なリーダーとは何なのかを知ることが重要です。
この章では4つの優秀なリーダーの条件を紹介します。
あなたの上司が当てはまっているか?あなたが当てはまっているか?
照らし合わせながら見てみてくださいね。
1.状況を牛耳る”把握力”
リーダーとはいわば最後の門番のようなものです。
リーダーが倒れるときがチームが倒れる時です。
そのためリーダーが事態を把握できていなければチームも機能してないと言っても良いでしょう。
例えばチームメンバーが今何をやっているか、これからやらなければならないタスクがどのくらい溜まっているのかを把握せずにいると、無理なタスクを振ってしまうことになりますし、その結果メンバーは無理な残業をさせられたと不満を抱くことでしょう。
またトラブルが発生した時にあたふたしているリーダーをどう思いますか?
きっと頼りないと感じてこちらの不安になってきますよね。
優秀なリーダーはそうはならず、即座に今起こっていることを把握し、それが及ぼす影響と解決策を考えます。
トラブルが起きてもいちいち動じず、状況を冷静に把握する力があるのです。
またこのご時世、プライベートにまで踏み込むのは注意が必要ですが、たわいのない世間話をしながらチームメンバーが今ストレスを抱えていないかを把握しておくことも必要です。
つまり優秀なリーダーとそうでないリーダーを分けているのは、
”状況を支配しているか”
それとも
”状況に支配されているか”
です。
ダメなリーダーほど周囲を把握できず、自分が混沌の中に飲み込まれてしまっています。
優秀なリーダーになりたいのであれば、逐一状況確認を忘れずに自分で環境を支配してやりましょう!
2.結局これが一番大事!信頼関係を築くための”傾聴力”
権力というのは怖いもので、自分は絶対にそうはならないと思っていても、いざ権力を握ると態度がでかくなってしまいます。
上司から飲みの席で延々と自慢話をされて辛かった・・・
そういった経験が皆さんも一度はあるのではないでしょうか?
上の立場に上り詰めた人はそれなりの成果やキャリアを積んでいますから、そういった話をしたくなる気持ちはしょうがないと思います。
でもこれをやってしまうとチームメンバーからの信頼が一気に無くなってしまいます。
最初にも書きましたが、慕われるリーダーになりたいのであれば、まずは相手の話を聞くことに徹してみてください。
どんな人も自分の話を聞いてくれたら嬉しいもので、どんどんとあなたとチームメンバーの距離が縮まっていきます。
それに日頃から相手の話を聞いておくの利点はもう一つありまして、
トラブルや問題を抱えている時にすぐに相談してくれるようになります。
もし部下が上司に対して「話しかけづらいな・・・」と普段から思っていたとしたら、突発的なトラブルが発生した時に話しかけづらく報告が遅くなってしまいます。
また今感じているストレスをすぐに話してくれればその場で解決できるかもしれないことを、話しやすい状態が整ってないばかりに相談をしてくれなくて急な退職につながってしまう。
なんてことになってしまうかもしれません。
また傾聴力は何もコミュニケーションに限っただけの話ではなく、トラブル予防にもつながるのです。
よく喋る人のことをコミュニケーション能力が高いと誤解しやすいですが、決してそんなことはありません。
むしろ自分が話すばかりの人は会話のキャッチボールが出来ない人です。
もしあなたがうまく人と話せないと思っていても心配しないでください。
相手に少し質問して、ずっと相手の話を聞いてあげれば、相手は自然とあなたのことを慕ってくれます。
チームメンバーから信頼が欲しいのであれば、まずは相手の話を聞くことを忘れないでください。
3.時には冷酷にならなくてはいけない”冷静な判断力”
感情に任せたマネジメントをしてしまうのは残念なリーダーがやることです。
もちろん人間は機械ではないので、感情を無視することはできませんが、組織をしっかりと機能させるためには合理的な判断は不可欠です。
例え自分がラクしたいと思っていても、組織のために最適な答えであれば、めんどくさいことをやる決断をしなくてはなりません。
他部署から無理な依頼をされた時は自分のチームを守るために、相手に嫌われてでもノーを言わないといけない時もあるでしょう。
とにかく大事なことはチームが一番という考え方です。
組織に属している以上、チームより大きい個人はいません。
どんなに結果を残している人であろうとも、チームプレーの精神を忘れていたら注意しなくてはならないですし、目に見える結果を残していなくてもチームに不可欠な人はしっかりと評価しなくてはいけません。
冷静な判断をするということはチームが進む道をブラさないよう舵取りをするということです。
ただ度が過ぎて”冷酷”な人にならないように注意してください。
チームを成り立たせる上で人間的な部分も大事です。
揺るがしてはいけない根幹の部分に関しては冷静な判断が必要ですが、それ以外の部分では時に感情的な判断をするようにしましょう。
4.明日やろうは馬鹿野郎!すぐにやる”行動力”
あなたが部下だったとして、改善してほしいことを上司に言ったのにいつまで経ってもやってくれないと、どう思うでしょうか。
「前言ったのに忘れてるよ・・・」と、信頼を失くしてしまうのではないでしょうか。
やるべきことをしっかりとやる。
当たり前のことですが、ついつい自分の業務だけに囚われてしまい、チームとしてやるべきことを忘れてしまいがちです。
チームやメンバーのためにやるべきことを一覧にして、いつまでにやるなど、期限を決めて対応しましょう。
また、行動力は他人に対しても同じです。
チームメンバーのタスクを把握していると、「あれ、明日までにあの仕事やるって言ってたのにどうしたんだろ?」とメンバーの進捗を考えるタイミングが出てきます。
ここでもリーダーは進捗をしっかりと確認し、必要であれば早く行動するように催促する必要があります。
自他ともにすぐやる行動力を意識しましょう。
優秀なリーダーが取るべき行動とは?
ここまでは優秀なリーダーが持つ特徴を紹介してきました。
では優秀なリーダーはどういった行動をしているのでしょうか。
この章では実際にリーダーが心がけて行っている行動を具体的に紹介していきたいと思います。
1.責任を取る
リーダーの1番の仕事は何かと言われたら、”責任を取る”ことでしょう。
上の立場に立てば立つほど収入も上がりますし、権力も増えます。
その代償として責任がつきまとってくるのがリーダーというものです。
これは自分の仕事だけでなく、部下の仕事に対する責任もそうです。
仕事に失敗は付きものですので、プラスの失敗もマイナスの失敗も部下が出来る環境を整えるのがリーダーの仕事と言っても過言ではありません。
責任を逃れるのはもってのほかですし、大きな責任が発生しそうな状況を避けるのもリーダーとしてやってはいけません。
失敗を通して自分もメンバーも成長する。
ただその失敗の責任は自分がとる。
少しきつい言い方をすると、責任を取る覚悟がないのであればリーダーになってはいけないということです。
「失敗は成功の元」の精神を忘れないようにしましょう
2.指針を打ち立てる
もう1つのリーダーの仕事は、チームに対して明確な指針を打ち立てることです。
このチームが何のために存在しているのか?どういった成果を残さなければならないのか?
こうした指針をきちんと打ち立てメンバーに浸透させなければ、メンバーも日々の仕事をただこなすだけとなってしまい、大きな成果を残せないチームとなってしまいます。
またチーム全体の指針を打ち立てるだけでなく、個人の目標を追わせることも大事です。
人の成長=チームの成長と言っても過言ではありません。
その人がどういったキャリアを歩いていきたいのか、会社の中でどういった役割を担っていきたいのかをしっかりと把握して、その人にあった成長計画を一緒に考えてあげましょう。
平凡なチームほど何の指針も立てず、目指すべき場所がわかっていません。
あなたがもし優秀なリーダーとして自分のチームを成長させていきたいのであれば、今すぐにでもゴールを決めてください。
チームも個人も考えなくてはいけないのはとても大変なことですが、相手のことを本気で考えるのであれば苦にならないはずです。
3.モチベーションの維持
これがリーダーの仕事なのか?と首を傾げる人もいるかと思いますが、立派なリーダーの仕事です。
人間というのは良くも悪くも影響を受けやすい生き物です。
チームにモチベーションが低い人がいればすぐに伝染し、モチベーションが高い環境に囲まれていれば自然とやる気が上がります。
こうしたモチベーションはチームの成績に大きく関わるため、リーダーはしっかりと管理しなくてはいけません。
もちろんモチベーションのスイッチは人によって違います。
給料が高いのがいい人もいれば、やりがいのある仕事にやる気を感じる人もいます。
しっかりとモチベーション管理をするためには、普段からその人が何に重きを置いているのかを把握しておく必要があります。
日頃からコミュニケーションを取ることで、その人のスイッチを見つけることができますし、将来どうなっていきたいかといった深い話までしてくれるようになります。
逆に日頃からメンバーのことをわかっていないと、そもそも今この人のモチベーションが高いのか低いのかさえわからず、モチベーション管理なんて到底できません。
自分のモチベーションを保つことも大事なことですが、リーダーである以上、日頃からメンバーのモチベーション維持には気をつけてみてください。
現代のリーダーに求められることとは?
ゆとり世代やZ世代など時代に応じて色々な言葉が出てくるように、リーダーに求められる資質は時代によって変わってきます。
例えば戦国時代と今ではリーダーに求められるものが変わってきますよね。
戦国時代であれば、1人で何でも出来てしまうカリスマ性が高い人が求められたかもしれませんが、今の時代にワントップのマネジメントはあまり向きません。
では今の時代に求められることとは何でしょうか?
それは”慕われ力”です。
いかに部下からこの人のために働こうと思われるかがとても大事なのです。
リーダーに完璧な能力なんて要りません。
例え自分に能力がないとしても、その能力を持った人が補ってくれればいいだけの話です。
ただその人がお金のためにやろうと思っていたり、上司であるあなたに言われたから嫌々やるとなってはもっと給料が高い環境にいつか移ってしまいます。
優秀な人を引き止めておくために、給料は他の方がいいけどこの人のために働いてやろうと思わせることが大事で、それがゆくゆくはチーム力として還元されます。
令和の時代にリーダーとして生きていくのであれば、このことを忘れないでください。
そうは言っても、どうすれば慕われるの?と思いますよね。
人に慕われるというのは確かに簡単なことではありません。
慕われるためには色々な要素が必要で、一朝一夕で出来ることではないです。
相手が何を求めているか?こちらが何をしたら喜んでくれるのか?を日頃から見極めて行動する必要があります。
なので、もしどうしたらいいのかわからないという方は、まずきちんと感謝をすることから始めてみてください。
何か仕事をしてくれたら、しっかりと”ありがとう”を言う。
この当たり前なことをついつい忘れてしまう人が多いので、ありがとうの一言はとても大きな力を持ちます。
ありがとうを言われて嫌な人はいないですし、次も頑張ろうと思ってくれます。
何も高度なコミュニケーションをする必要なんてないので、きちんと人に感謝することを明日から大事にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「何だこんなことでいいのか」と思った人も、「意外と難しそうだな・・・」と思った人もいるかと思います。
リーダーと聞くとどうしても特別な才能がなければいけないと思ってしまったり、誰よりも優秀じゃなくちゃいけないと自分を追い込んでしまいがちです。
でも決してそんなことはありません。
大事なのはチームとして何を成し遂げていきたいのか?
チームの中での自分の役割とは?
を考えることです。
自分にはない才能が必要な状況では、それが出来るメンバーに頼ってください。
完璧な人なんてこの世にはいませんし、個人で出来る範囲には限界があります。
出来ないことは素直に頼る勇気を持ちましょう。
決して自分のことを威張り散らしたり、自慢話ばかりしないでください。
そういうリーダーがいるチームは必ず分裂しますから